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 油滲出漏洩事故 環境保全報告書(応急対応経過)

Ⅰ、事故名

株式会社○○○○古川営業所内、油滲出漏洩事故

Ⅱ、漏洩場所

大崎市○○○一丁目地内

Ⅲ、油漏洩の発見

発見の経緯は、不詳

Ⅳ、対応処理の経過

  1. 平成○○年09月13日(金)、電話にて、旭興産(株)環境情報室長へ油が漏洩しており現地確認をしてほしいとの要請をした。
  2. 旭興産(株)村上は、石巻市にて震災廃棄物処理鹿島JVと処理収束に向けた環境保全について協議中であったが、予定を変更し現地へ急行した。
  3. 旭興産(株)村上は、○○氏と面会し、漏洩箇所と水路の油汚染状況の確認を行った。
  4. 確認状況を○○氏へ電話にて報告し、応急処置の要請を受ける。
  5. 旭興産(株)村上は、会社の技術担当へ電話し、応急処置対応の準備を指示した。
  6. 平成○○年09月14日(土)、応急対応を実施した。

応急処置の状況(午前8時30分より午後4時00分)

①、対応者

:総括責任者 村上環境情報室長
:作業主任者 佐藤技術係長
:作業者 大橋 
:作業者 佐々木 (ローリーオペレーターを含む)

②、対応車輌

:2tパワーゲート車(土のう袋30袋準備)
:4tバキュームダンパー車
:5tバキュームローリー車
:連絡車

③、対応手順

その1

滲出状況及び水路の油汚染状況を再確認し、大橋作業員へ「土のう袋」を3ケ所に敷設するよう指示する。

その2

敷設終了後、敷設済の吸着マット回収を大橋作業員に指示した。

その3~滲出源の特定

旭興産(株)村上は、対応立会い者と油滲出源の特定を協議し仮地点を定めた。

その4

確認指示を受けた佐藤作業主任者は、残油確認を行った。 タンク内、推定残油量~450ℓくらい

その5~タンク内、残油回収

旭興産(株)村上は、5tバキュームローリー車の緊急出動を佐々木作業員へ指示する。

その6

バキュームローリー車到着まで、水路の浮油回収を指示した。

その7

バキュームローリー車到着後、直ちに、残油の回収を行った。 残油回収量~380ℓ

その8~水路への滲出地点の処置

滲出地点前後に土のう袋を敷設し、含油汚泥水の回収を指示した。 含油汚泥水回収量~2,150㎏

滲出地点に吸着マットを使用し、栓をする形態を施し周囲を土のう袋にて固定するよう指示した。

その9

水路一面に吸着マットを敷設し、本日の作業を終了した。